開催趣旨

気候変動による影響が世界各地で顕在化する中、昨年10月に公表された気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の1.5度特別報告書の要約において、「地球温暖化は現在の度合いで続けば、2030年から2052年の間に1.5℃に達する可能性が高い(確信度が高い)」と示されました。また、同年12月に実施された国連気候変動枠組条約第24回締約国会議(COP24)においては、パリ協定に則り、全ての国に共通に適用される実施指針がまとめられるなど、世界全体において、地球温暖化対策の重要性が一層高まっている状況にあります。

一方、脱炭素社会の実現に向けては、従来の取組の延長のみならず、革新的かつ新たなイノベーションが必要です。また、こうしたイノベーションは、今や成長の源にもなり得るものとされています。

このような背景の下、環境省では、CO2排出源から大気中へのCO2の放出を大幅に削減できる技術として、CCUS(Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage)技術の実証事業等に取り組んでおります。

我が国におけるこうしたCCUSの取組の一層の推進及び国際的な機運の醸成に向け、今般、「低炭素社会の構築に向けた二酸化炭素回収・有効利用・貯留(CCUS)国際シンポジウム」を開催することとなりました。

本シンポジウムでは、我が国の関係者に加え、米国・英国の政策当局者や国内外の電力・エネルギー資源企業の方々から、CCUSに係る取組をご紹介いただくこととしております。

※CCUS : Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage